2011年02月24日

精神科の訪問看護で不正請求

辛いニュースが飛び込んできました

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http://www.nhk.or.jp/news/html/20110224/k10014258791000.html
大阪・東大阪市の医療法人が、精神科の患者に対して行った訪問看護について、その回数が水増しされ、不正な診療報酬の請求が行われていたことが、NHKの取材で分かりました。精神科の訪問看護で診療報酬の不正請求が明らかになったのは、全国で初めてです。

この医療法人は東大阪市の「聖和錦秀会」で、看護師を精神疾患がある患者の自宅に派遣し、体調などを確認する、訪問看護の事業を行っています。NHKは、診療報酬の不正請求が行われているという情報を基に、先月14日と15日、それに31日の3日間、2人の看護師が実際には何人の患者を訪れたのか調べ、請求された記録と照らし合わせました。その結果、請求記録の上では、看護師らが訪問した患者はこの3日間で23人となっていましたが、NHKの取材では、少なくとも7人について訪問看護した形跡がありませんでした。関係者によりますと、7人のうち6人は生活保護の受給者で、医療費の全額が公費で賄われるため、患者本人への請求は行われず、訪問回数が水増しされても患者は気づきにくいということです。NHKの取材に対し、聖和錦秀会は文書で回答し、「看護師が患者のキャンセル分を削除し忘れた過失だ」と説明したうえで、「不正な請求を行ったことは事実で、把握できていなかったことは反省している。不正に受け取った診療報酬は返還する」としています。厚生労働省によりますと、精神科の訪問看護を巡って診療報酬の不正請求が明らかになったのは、初めてだということです。

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http://www.nhk.or.jp/news/html/20110224/k10014273961000.html
精神科の訪問看護を巡り、大阪・東大阪市の医療法人が診療報酬を不正に請求していた問題で、訪問看護の時間が実際は10分程度だったのに、厚生労働省が求める30分以上の時間をかけたように見せかけて診療報酬を請求するケースがあったことが、NHKの取材で分かりました。

この問題は、東大阪市の医療法人「聖和錦秀会」が、訪問看護をしていない精神科の患者について、不正に診療報酬を請求していたことが明らかになったものです。精神科の訪問看護は、患者の状態を十分確認するため、1回当たり30分以上の時間をかけて行うよう厚生労働省が求めていますが、NHKの取材によりますと、先月の3日間に、問題の医療法人の看護師2人が患者の自宅を看護に訪れたあと、15分足らずで看護を終えたケースが8件ありました。ところが、医療法人の記録にはいずれも30分から40分の間、看護をしたように記載されていたうえ、この事実と異なる記録に基づいて診療報酬が請求されていました。NHKの取材に対して、聖和錦秀会は「30分は長いと感じる患者には短い時間で終えることもあったが、あらかじめパソコンに入力していた訪問看護の予定時間を修正せず、そのまま実際の時間として診療報酬を請求していた。不正な請求に当たると認識している」と説明しています。この問題で、大阪府は24日、聖和錦秀会に職員を派遣し、事実関係の聞き取りを始めました。


ただ、注意深く経過を追わなければならないのは、マスコミが誇張して報道している可能性も否定できないということです

爪をはがした!ってさんざん報道された看護師さんが裁判のなかで正当なケアであったことをあきらかにしたケースもあります

訪問看護の発展のためにも不正をしないことは当たり前として、うっかり間違いがないかもチェックしなければと襟を正しました
posted by カマーチョ at 20:53| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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